第3回 最終選考ノミネート作品のご紹介

部門①: SDGs普及促進部門

  

株式会社hati「人生は、スタートラインが平等じゃない。」

  

▼作品意図▼

「恵まれない環境に生まれた子供は、技術を持たない人間に成長して生涯賃金が低く、病気や十代の妊娠や犯罪など個人的・社会的なさまざまな問題に直面するリスクが非常に高い。」ノーベル経済学者が40年に及ぶ研究で出した答えです。私自身、幼い頃に父親が蒸発、相対的貧困に育ち、正にこの危機に直面しました。日本の6分の1(約2000万人)が夢を追えない人生を歩んでいます。この社会課題に挑むため、株式会社hatiを創業。現在クリエイターのための教育の無償化へ向けた事業構想が、アクセラレータープログラムの100人の起業家に選出され、今まさに実現へ向け動き出しています。

 

  

株式会社コムフォート トータルクリエイト部
「パートナーシップは身近なところから」

  

▼作品意図▼

コロナウイルスの猛威よって様々な人が、困惑し不安な気持ちになりました。 特に「失業した人」「営業できない飲食店」「時短営業や自宅待機によるご飯を食べる機会を損失している人」が多くみられました。 そんな時に、様々な企業がその人たちの不安を解消する為の事業や活動を行いました。 1人1人が問題解決のために頭を働かせて行動することの大切さを再認識しました。 そこでパートナーシップを結ぶことの大切さをもっと普及させたいと思い、この映像制作に至りました。 本作品のメインはフードデリバリーについてですが、様々な人が手を取り合えばどんな困難も乗り越えられるという事をこの映像を通して少しでも感じてもらえればと思います。

 

 

 

Septeni Ad Creative株式会社
「crossword about water conservation」

 

▼作品意図▼

日本のように当たり前に水を使える国は一握りだとわかっていても、普段から意識している人はどのくらいいるのでしょうか。 「世界の水問題は自分から遠いように思えるが、実は身近なことにも繋がっている」ということを伝えるため、日常に浸透しているVlog(Video Blog)とクロスワードパズルという表現を使って動画を制作しました。 クロスワードを解くように一人一人が水問題を解決するための意識を持つことが大切というメッセージも込めています。 この動画もそれぞれが水問題について考えるきっかけのひとつとなれるよう、願っています。

 

  

  

doornot りゅう「誰一人、取り残さないために。」

 

 

▼作品意図▼

MDGSでは途上国の開発問題を中核とし、先進国はそれを援助する側という立場から本当に多くの命を救ってきたという事実を学ばせて頂きました。この素晴らしい功績の礎から生まれたのがSDGsであると考え、今回60秒でSDGs全体を説明する動画を作成しました。私たちは日本というとても裕福な国で生まれ、世界中に起こる様々な問題から目を背け生きてきました。この思いからストーリー性を重視した動画内容となっております。一人の若者が世界中で起きている様々な問題を目の当たりにいく様子には、二つの意味を込めました。一つはパンデミックという逃れられない現状に困惑する様子。二つ目にはパンデミックにおいて自分自身や世界の現状を改めて見つめ直すことができた様子を表現しました。そして、行動を起こすことを決意します。最後に私たちが今を生きる人類に願うメッセージを発信しました。どうぞ、ご精査の程宜しくお願い致します。

  

  

大畑健一「【予告編風】心からの選択」

 

 

目標8

▼作品意図▼

社会人として働いて約8年、日本人として生まれて30年が経ちます。 技術の進歩などにより、仕事の効率化はできているもののいまだに プライベートを犠牲することを是とし、仕事を優先する生き方がまだ浸透しているのを見てきました。 今回の制作では、そのような苦悩を表現し、会社の命令が絶対という生き方ではなく、自身の選択によって自分の好きな生き方が可能であることを表現しました。 1分間という短い時間の中で表現するために予告編のような表現をしました。 初めての動画制作なので至らない点もあるかと思いますが、これを機にもっと人間性を表現していけるような映像にしていきます。よろしくお願いします!
ストーリー: 会社の指示で記念日のデートを大事にできない健二。 自身もそのような状況に嫌気が指していたが、断ることができないでいた。 ある日、彼女から別れのメッセージが。 健二は途方に暮れながらも、謎の声を聞いてしまう。 戸惑いながらも彼が選択した未来。なぜそのような選択をしたか。 今回は、そのドラマの予告編を描きつつ、SDGsのテーマを表現しました。

 

 

  

味醂いろは
「SDGsマーチ 〜SDGsの17つの目標覚え歌を作ってみた!〜」

  

▼作品意図▼

平日はOL、休日に音楽活動をしている週末シンガーソングライターの味醂いろはです。「SDGs」は2015年に国連で採択されていたものの、未だ認知・意識している人は少ないと思います。特に日本人は認知・意識している人は少なく、また大きなことをしなければならなず難しいものと捉えられていると感じていたため、「SDGs」を身近に感じられて老若男女が楽しく「SDGs」のことを知る・覚えることができる、SDGsの歌を作って歌ってみました。

 

  

  

fulfilM×Plala「今日からできるSDGs〜行動を共通言語にしよう〜」

  

▼作品意図▼

持続可能な社会の実現には、他の誰でもない「私たち一人ひとりの行動」が必要不可欠です。私たちは「行動を共通言語にしよう」を合言葉に、誰でも簡単に起こせるアクションを紹介し、広める活動を行ってきました。
昨今の新型コロナウイルスの流行は、家族や友人、そして自分自身の健康の重要性を痛感させることとなったのではないでしょうか。動画では「すべての人に健康と福祉を」をテーマに、今日から出来る4つのアクションを紹介しています。オリンピック開会式で話題を呼んだピクトグラムとラップをかけ合わせることで、幅広い年齢層の方のSDGsに触れる機会になって欲しいと思い、制作しました。
「自分に何ができるか分からない」と感じる人の第一歩を応援し、個人レベルの行動が、社会課題解決の手がかりになることを多くの方に知っていただきたいです。

  

  

名古屋市立大学栗原映像研究室「きづいていますか」

  

▼作品意図▼

SDGsの開発目標である「3.すべての人に健康と福祉を」をテーマにしたショートムービーで、談笑する女子高生グループの中にいる主人公が、グループの中でただ一人だけ車椅子に乗って困っている人がいることに気づくストーリーです。身の回りにいる困っている人に気づけない無関心さに対する問題提起をするとともに、自分の身の回りに困っている人がいることに気づいたときに、見て見ぬふりをするのではなく勇気を出して手助けできる人が増えてほしいという思いを込めて制作しました。

 

 

晃華学園高等学校「今、咲く人。」「Ready Or Not?

  

▼作品意図▼

世界には、失われなくてもいい命が沢山あります。その現状を私達はまだ知らないかもしれない、他の人にも振り向いてほしいと思い、「もーいいかい?」と呼びかけます。3の目標のロゴ、時を刻んでいる事、かくれんぼ中の緊張感、緊迫感や命を心拍音で表現しています。コロナ禍の今、私達にできることは、心の距離はそのままで、体の距離を保つこと、世界の状況を深く知り、つながることだと思います。できることから始めれば、世界はきっと変わるという思いも込め、そして私達は動き出すということを「今から行くよ」と駆け出し、表現しました。この動画を見て、動き出そうと振り向いてくれる、「もーいいよ」と言う人が増える事を願います。

 

武蔵野大学中学校「私たちと大切な水

 

 

▼作品意図▼

世界では水事情に困っている人が様々いていろいろな人に知ってもらう必要があり重要視しなければいけない事だとおもいます。この動画で世界の水事情についてセリフ形式にして見た人に伝え、またその下ににわかりやすく説明を加えました。水以外でもこのような世界問題の解決のために取り組みを行なっているSDGsについてどのような取り組みをしているのか、どのような組織なのか取り入れました。そして今私たちに何ができるのか大事なことを最後に付け加えました。

 

奥田楓菜、西田朱里「水も積もれば海になる

 

 

▼作品意図▼

私たちが暮らす日本は、水道をひねれば安全な水が出てきて、多くの場所に誰でも使用可能なトイレがある水に恵まれた国です。しかし、世界中を見てみれば安全な水もトイレも容易に使用できない国が多くあります。地球の水の量は限られています。私たちが日々使用する水は「私の水」でも「日本の水」でもない、「地球の水」です。日常生活にフォーカスを当て、何気ない行動が世界に影響を及ぼしているということを、一人でも多くの人に意識してもらいたいという思いから制作しました。今この瞬間も水を無駄にしているかもしれません。小さな意識や選択が世界を変えることに繋がることを、この映像を通して感じてほしいと思います。

 

 

晃華学園高等学校「Utopia」「知っていますか?私たちに残された時間

 

 

▼作品意図▼

SDGsのゴールである2030年までに残された時間は少なく、もっと皆が「世界の問題」を「自分ごと」として捉えて行動する必要があるということを強調しました。また、その問題意識が、私たちチームメイトだけでなく、全世界の同世代にも広まってほしいという願いから、様々な制服姿で撮影に臨みました。動画の冒頭では、日本と発展途上国の医療制度を比較させ、充分な治療を受けられずに亡くなってしまう子供たちのデータを明らかにして、問題提起と具体策を示しました。制作や編集で工夫した点は、実写動画と状況が分かりやすい静止画をバランスよく使い、テンポよく仕上げたところです。

 

 

 

村上逞・松山東高校演劇部「Ready for ACTION

 

▼作品意図▼

近年、学校や町中、SNS上でも、SDGsに貢献する活動をしようという広報がなされ、SDGsという言葉が広く知られるようになりました。しかし、そこで実際に行動しようとする人は、ほんの少数です。はじめの一歩は小さくてもいい、踏み出してみることこそが肝要だと私は思います。この作品は、見た人が、動画の終わった次の瞬間にはSDGsへのアクションをしたくなるような作品にしたいという思いで制作しました。作品中で紹介した3つのアクションは、どれも自宅にいながら簡単にできるものです。コロナ禍の中でも、できることはたくさんあります。気軽にできること、小さな一歩で大丈夫。今すぐ始めてみませんか。さあ、みなさんも。よーい、アクション!

武蔵野大学中学校「僕らから地球を変えよう

 

 

▼作品意図▼

「SDGsの具体的な説明、加えそこで掲げる目標達成の為に一人一人が自分にできることをし、この取り組みを周囲の人に伝えることが必要」それが今回制作した動画の内容です。まず、この動画制作にあたり、聞き手に伝えるべきであろう自分達にもできる具体例や、世界の問題の現状説明等を最小限に収め、SDGsの説明を詳しくすることを考えました。何故なら、SDGsの動画制作をする際、自分がSDGsについて無知であると知ったからです。解っているつもりだったSDGsを詳しく説明できない自分を前に、SDGsを詳しく知ってもらうことを優先するべきだと考えました。詳しい理解で一人でも多くの人が少し地球を変えられますように。

 

 

 

 


部門②:SDGsローカルアクション映像部門

  

  

広沢自動車学校「あなたにもう一つの母校。」

  

 

▼作品意図▼

私たち広沢自動車学校では、SDGs3「全ての人に健康と福祉を」のうちのターゲット3.6「2020 年までに、世界の道路交通事故による死傷者を半減させる。」を実現することが私たちのビジョン「世の中の交通事故を0にする」ことに繋がると考えています。ビジョンを実現するために自分たちができることを全社員で考え行動してきた結果、お客様と持続的な関係を構築し、その関係の元に命の大切さを伝えることであると気づくことができました。そして、その「広沢母校化計画」のプロセスを「あなたにもう一つの母校。」というテーマで映像化しました。

  

  

楠 健太郎「THE ROOTS #06」

  

 

▼作品意図▼

「コロナ渦で消費できない作物などが廃棄処分されている」という声を耳にした。 映像作家という職業柄、一次産業に携わる方々との付き合いは多く、なにか出来ないかと考えた結果、THE ROOTSと題した生産者にフォーカスした動画コンテンツの制作をスタートした。 消費者が小売店で手に取り、食卓で口にする食材のルーツを知ることで、同じ食事でも意味を持たせることができると思った。言わば「大人の食育」。 そんな中でも特に環境のことを日常的に想い、ライフスタイルに根付いた取り組みをしている方を紹介したいと思ってのエントリーです。

 

 

  

福井工業大学 近藤晶「しまあめラボ -雨で暮らす赤島に安心な水を-」

  

 

▼作品意図▼

福井工業大学の笠井教授が2017年から行っている、雨水で生活している島「赤島」での活動を密着して記録してきました。日本でもこのような雨水で生活している島があるということ、五島列島の端にある小さな島で活動している研究者がいるということを伝えるためにこのような映像を制作しました。

 

  

  

多湖潤之介、大崎泰河
「地域で子どもたちの食事と笑顔を届ける「子ども食堂」」

  

目標1

▼作品意図▼

 貧困や虐待で失った子どもの笑顔を「地域」と「食」で支える「子ども食堂」。そんなコミュニティを子ども・大人により身近に感じてもらいたい想いで動画制作しました。  子ども時代を思い返してみると、「学校と家」がすべてでした。苦しいことがあっても、「外の世界」に助けを求めることを、子どもの頃はあまり知らなかったと思います。  今の子どもたちには学校・家以外にも優しい大人・友達がいて、みんなで食べるご飯はおいしいよということが伝われば幸いです。  また、大人の方に「子ども食堂」を知っていただくことで、地域で子どもたちの笑顔が増えるきっかけになればと思います!

 

  

  

株式会社メディカルライフケア
「福祉にSDGs、まずは知ることから。」

  

▼作品意図▼

いつだったか、SDGsという名称をどこかでなんとなく聞いたことがありましたが、 正直に話すと国で色々やっているんだな、ぐらいの認識でした。 7月に上司から、会社がSDGsのパートナーとして認定されたからと聞き、 認定?と、なんのことかと思ったのも束の間、動画を作ってくれと頼まれ、 そんな大きな事が始まるのかと動揺したのを昨日の事のように覚えています。 それが今ではこれはSDGsのこの項目かなと、自然に思えるくらいの身近さになりました。 それほどにSDGsは実は身近に溶け込んでおり、それを認識される機会を待っているかのようで 少しでも知れば、個人が視点を変えたり、考え方をを少し変えるだけで目標達成を目指せたり、 国や世界規模だから無理、関係ないなんて事はなかったことに気付かされます。 きっかけは何であっても、本当に少しでも触れさえすれば国がやってるだけなんて認識は変わります。 実は自分のやっていることはSDGsの一項目に含まれていると知ると、どこか誇らしくなるはず。 強面でも話せば案外親しみやすい人のように、 難しく捉えがちでも、SDGsってやつは親しみやすいぞということを伝えるのに念頭を置き制作しました。 この動画を見て、SDGsと”友達”になるきっかけが増えたら嬉しいです。

 

  

  

豊橋市
「小さな一滴、つながる未来」

  

▼作品意図▼

遠く離れた水源地の豊かな水と緑への感謝の気持ちを忘れず、その恵みを未来も享受するために、私たちは行動に移しています。 水は生命にとって、欠かすことのできない大切なものです。そして、水は何気ない私たちの生活に深く関わっているとともに、その恩恵は姿をかえて多岐におよんでいます。私たちは、水の恵みを享受できるよう、住民の想いと技術で、次世代につなげていきます。 小さな一滴が大きな川になり、そして大海へつながっているように、小さなアクションも広い世界へ、そして未来へつながっていることをローカルアクションの紹介とともに表現しました。

 

  

Team Gomi No!
「Gomi No!」

  

▼作品意図▼

この動画は、「環境破壊」と「人の意識」という二つの負の連鎖をドミノで表現している。ごみのポイ捨て問題が環境問題へと変わっていく様子と、人々の意識の甘さが次々と広まっていく様子がどちらもドミノが倒れる様子と重なったためだ。動画の前半は、陸に捨てられたゴミが川を経由し、やがて生態系にまで影響を及ぼすことを表している。後半では、5人だけではこの負の連鎖を止めることができないため、個々の環境問題に対する意識の高さの重要性を呼びかけている。動画の冒頭で緑のペットボトルを捨てた少年は動画を通じて更生し、末尾では他人に注意するまで意識が変わっている。こういった人が増えて欲しいという願いを込めた動画である。

 

  

KLAS (MM&SSC)
「小さなことの積み重ね」

  

▼作品意図▼

スイス公文学園高等部、通称KLASでは生徒主体の活動が多く、Social Service部という社会貢献のための団体とMovie Making部という映像撮影を活動の主体とする団体で共同作業という形で作成しました。普段、身近で行なっていることがSDGsの目標達成にどのように繋がりを持つのかを考える良いきっかけになったと思います。また、私たちの行なっている活動をより多くの方に知ってほしいという願いでも作成をしています。沢山の人に私たちの活動を知ってもらうことにより、より多くの人がこの活動に協力してくれることを願っています。少しでも早く目標が達成できることを願って私たちはこれからも活動し続けます。

 

  

  

リセンフィルム
「SDGsマン〜デートお誘い編〜」

  

目標14

▼作品意図▼

私たちは名古屋で活動している高校生の映像制作チーム、リセンフィルムです。 今回はSDGs No.14海のゆたかさを守ろう、No.11住み続けられるまちづくりをの2つの目標を掛け合わせた映像を制作しました。 内容は、学校のマドンナ的存在に海(のゴミ拾い)に誘われるシーンから始まります。 ゴミ拾いとは言えど思いを寄せる相手に誘われる嬉しさは誰しもが持つものだと思い、皆が共感できるような映像にしようと考えました。 そして、ゴミ拾いという億劫に感じるものをポップに描くことで、多くの人に関心を持ってもらえたらいいなと思いこの映像を制作しました。 海をきれいにすることは海洋資源の保全につながり、「住み続けられる」環境の実現可能性を高めるではないかと思いNo.11も目標に加えました。

 

  

飛川優「みんなでつくる!地域のハッピーステーション」

  

▼作品意図▼

「ハッピーステーションきよぴー」は、15年間に渡り地域の笑顔と安心をつくってきた交流拠点で、私は昨年から活動に参加しています。きよぴーは、コミュニティの希薄化が叫ばれる時代において、子供からお年寄りまで幅広い世代が集い、おしゃべりをし、情報交換ができる、とても貴重な場所だと思います。ボランティアをする人も利用する人も、みんなが楽しみや幸せ、生きがいを感じながら、互いに支え合い、住み続けられる地域をつくっていく、まさに「持続可能」な活動です。SDGsと聞くと、「新しい考え方」や「新しい取り組み」が連想されることが多いと思いますが、きよぴーのような長く継続されている活動にこそ「持続可能性」のヒントが隠れているのではないでしょうか。

  

  

  

  

岡 駿太朗「SDGs×TRAIN」

  

▼作品意図▼

定時性に優れ絶大な安全性を誇る鉄道が、ほかの手段と比較しいかに環境にも人にも優れているかをPRするべくこの動画を製作しました。動画内で紹介する取り組みは一部の鉄道会社が取り組んでいるものではなく、ほとんどの鉄道会社で取り組んでいるものにするように心掛けました。また、最近は新型コロナウィルス感染拡大で利用者が減ってきていることもありこの動画が利用促進になればいいと思っています。鉄道の利用者増加は二酸化炭素排出量を抑えることができ、SDGsの目標達成にもつながります。動画は自ら撮影したものです。毎日電車を利用している人も多いはずです。電車に乗ってSDGsの目標達成に貢献しましょう!

 

 

林 倖太朗「日常の中で…」

  

▼作品意図▼

今年の春、僕はやっと高校に入学し、新しい友達を作る事と部活に燃える筈だった。でも会えたのは数えるくらいの日数で、授業の殆どがzoomになって行った。体育授業も狭い自分の部屋でドスンと跳ねている。
学校では情報コミュニケーションを専攻し、何か映像で発信したい!と考える様になり。 この映像は限られた時間のコロナ下で、僕の日常の一部分を切り取りました。 僕は勉強が終わると、よくサイクリングに出掛けます。いつも見る風景の中に、僕が重度の喘息発作が起きた時に、何度も何度も命を救ってくれた救急車が、いつにも増して休む暇も無く出動して行く姿がありました。
「3.全ての人に健康と福祉を」
あの時、僕を助けてくれた救急医療の思い出とコロナの中、今も休む事なく働く医療従事者の方々の姿に僕達は勇気付けられると同時に、自分にも何か出来る事は無いだろうか?と心を動かされ、僕たちは僕たちなりにどんな問題に直面した時であろうと、出来る事があるのではないかと考えさせられて撮影しました。 これを見て僕達学生含め、一人でも多くの人が「コロナやだな」では無く、身近な人からお互い助け合える感謝の意識が広がればいいな、と願っています。

 

 

メディー(2020年度 崇城大学 3班)
「逢桜の里 ― あなたの「居場所」をつくります」

  

▼作品意図▼

きっかけは大学の講義での動画制作実習でしたが、逢桜の里さんとお話したり自分で様々な事を調べているうちに日本中で広がっている「心の貧困」という問題の深刻さ、それに対して活動されている逢桜の里さんに興味が湧いてきました。最近、シングルペアレントや薄給などは世間的にも周知されており、様々な場面で話題にあがっていますが、年齢層関係なく水面下で広がるこの問題においては、まず知ってもらうということが一番大事だと考えています。この動画によって少しでも多くの人に周知され、また問題を抱えている人はこの動画をきっかけに身の回りにこういった活動をしている人達がいるという事を知ってもらい、ほんの少しでも問題解決に向けて手助けになればいいと思います。